肥満の原因の一つ「む・く・み」。その正体は?

「むくみ」についての記事がありました。日頃実感しているものの、その正体については、あまり知らない人も多いのではないでしょうか。
そんな疑問を解決しようと、いろいろ調べてあります。
 「むくみ」の原因は水分、塩分の取り過ぎではなく、“細胞間に水分が溜まってしまっている状態”らしいのです。 
動脈を流れる血液が毛細血管に入り、この毛細血管を通して酸素や栄養素が細胞に送り込まれます。これが組織間液です。細胞に必要な組織間液が行き渡ったら、不要になった組織間液は二酸化炭素や老廃物などといっしょに、一部は毛細血管に取り込まれて静脈に流れますが、主にリンパ管へと流れていきます。リンパ管の働きが悪くなると、組織間液は回収されず、細胞の中に残ってしまいます。これが「むくみ」となって現れます。
では、その「むくみ」をそのままにしておいたら、どうなるでしょう?
@ 肌のはりがなくなります。
A たるみます。
B 老化が激しくなります。
C 体がだるくなります。
D 何より太ります。
なんとも恐ろしい事例が並んでいます。

では、「むくみ」を解消するにはどうしたらいいのでしょう?
まず「歩くこと」。意識してひざを高く上げるようにして歩くとよいそうです。
足の筋肉の収縮で「筋ポンプ作用」が働き、リンパの流れを活発にしてくれます。
次に「揉もう」。足のリンパ管にそってマッサージを。リンパ節を押すのも効果があります。耳の裏の付け根部分、鎖骨、首、脇、も同様に揉みましょう。心臓から遠い末端部分から中心に向かってマッサージすることがポイントです。
さらに「むくみ防止グッズ」がいろいろありますので、ストッキングや健康サンダルなど、自分に合うものを選んで使うとよいでしょう。

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