天才スポーツ選手は親がつくる

あるスポーツジャーナリストの記事に、「天才スポーツ選手は親がつくる」というタイトルのものがありました。
松坂大輔、イチロー、丸山茂樹、武双山、清水宏保、杉山愛、川口能活ら「天才スポーツ選手」といわれる7人の家庭環境や親の考え方が似通っているというものです。
その成功に秘訣は、「叱らないで時間をかける」「子どもが主役で親は脇役」だそうです。無理にやらせるのではなく、子どもが興味を持ったものに、親が付き合うかたちで、父親が仕事より子どもとの時間を大切にしていたという共通点があります。
またほとんどの選手が三歳ごろからその競技の基本動作を覚え、十歳前後から本格的に取り組んでいる。これは大脳機能の発達からみても、非常に理に適っているというのです。
特に足裏の刺激はとても重要なようで、子どもの運動能力を伸ばしてあげるためにも、フットケアは有効のようです。
小さい頃から裸足で遊ぶなど足の裏を刺激している点も共通している。運動生理学の分野では、子どもの頃にいかに足の裏を刺激したかで運動能力が決まるといわれているのは、足底筋から得た運動の情報が脳の運動野に伝達され、その動きによってシナプスが形成されるからだ。裸足になる機会の少ない都会育ちの松坂は剣道をしていたし、イチローの場合は父が足の裏を七年間もマッサージしていたというのも面白い。



                   
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